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タイヤ交換のやり方と手順【元整備スタッフが解説】初心者でも自分でできる♪

How to change a tire and the procedure

タイヤの交換時期が近づいてきたとき、「自分でできるのかな?」「どこに頼めばいいんだろう?」と思ったことはありませんか?

タイヤの交換したいけど、どうするの?

筆者は以前、自動車整備の仕事をしていた経験があり、ジャッキアップからタイヤの取り付け・取り外し、タイヤチェンジャーを使ったタイヤの組み換えまで、実際に自分の手で行ってきました。

今回はその経験をもとに、タイヤ交換のやり方・手順・注意点を、できるだけ分かりやすくまとめました。

自分でタイヤを交換しよう!

はじめてタイヤ交換を自分でやってみたい方や、お店に頼む前に流れを知っておきたい方は、参考にしてみてください♪

ということで本記事は「タイヤ交換のやり方と手順【元整備スタッフが解説】初心者でも自分でできる♪」について書きました。

この記事がおすすめな人
  • タイヤ交換を自分でやってみたい人
  • ジャッキアップのやり方を知りたい人
  • タイヤ交換で失敗しないポイントを知りたい人
  • DIYとお店依頼、どちらがいいか迷っている人
  • タイヤ交換にかかる費用の目安を知りたい人

※本記事の作業内容は、筆者が実際に自分の車でタイヤ交換した際のものです。手順の考え方は共通ですが、ジャッキアップ位置や規定値は車種で異なることがあるため、必ずお使いの車の取扱説明書・整備情報もご確認ください。

まず知っておきたい「タイヤ交換」の2種類

タイヤ交換と一口に言っても、実は2種類の作業があります。

①ホイールごと交換(履き替え)

夏タイヤ・冬タイヤのように、ホイールにタイヤが組み込まれた状態でセットごと交換する作業のこと。

スタッドレスや夏タイヤをそれぞれ別のホイールに組んでいる場合に行います。

自分でできる範囲はこっち♪

②タイヤの組み換え(タイヤ単体の交換)

同じホイールに新しいタイヤを組み直す作業です。

タイヤチェンジャーという専用機械が必要なため、基本的にお店に依頼します!

整備の仕事でタイヤチェンジャーを使った経験がありますが、ビードを落として組み直す作業は専用工具なしでは難しく、DIYではほぼ不可能です。

ホイールセットを持っていない場合や、タイヤ単体を新品に替える場合は、カー用品店や整備工場に持ち込むのが確実です♪

この記事では、自分でできる①ホイールごとの履き替えをメインに解説します!

作業前に必ず読んでほしい安全の注意

タイヤ交換で一番大切なのは、安全の確保です。

実際に作業している様子
実際にジャッキスタンドをかけた状態

整備の現場でも、安全確認を徹底するのは当たり前のことでした。

安全最優先で作業しよう♪

次のポイントを必ず守って、安全に作業しましょう♪

  • 平らで固い場所に車を停め、エンジンを切る。サイドブレーキをかけ、AT車はPレンジ、MT車はギアを入れる
  • 交換しないタイヤ側に輪止めをかならずかませる
  • ジャッキで車体を上げたら、必ずジャッキスタンド(ウマ)で車体を支える。ジャッキだけで支えた状態での作業はNG
  • ジャッキアップポイント以外の場所にジャッキをかけない(車体を傷める・倒れる原因になる)
  • 作業中は作業手袋を着用し、タイヤの落下などに注意する

ジャッキだけで支えた車体の下に入るのは、本当に危険です。

少しでも不安があるときは、無理せずお店に依頼しましょう♪

タイヤ交換(履き替え)に必要な道具

ホイールごとのタイヤ交換に必要な道具は次のとおりです。

\必要な道具はこちら/

特にトルクレンチは、整備の現場でも必ず使っていたアイテムです。

ホイールナットの締めすぎはボルトやハブのダメージにつながりますし、緩すぎると走行中のタイヤ脱落という重大事故を招く可能性があるので必ず用意しておきましょう!

締め付けトルクは必ず守る!

タイヤ交換(履き替え)の手順

①ホイールナットを少し緩める

タイヤ交換の第一歩は、車を持ち上げる前にホイールナットを少し緩めることです。

ホイールナットを緩めている様子
ホイールナットを緩めている様子

ジャッキアップしてから緩めようとすると、タイヤが空転してしまい作業できません。

力が逃げないようにするポイント!

地面についた状態でナットに対角線上に力をかけながら、半回転〜1回転ほど緩めておきます。

②ジャッキアップ

次に、交換するタイヤ付近のジャッキポイントにフロアジャッキをかけて、車体を持ち上げます。

ジャッキポイントの位置
ジャッキポイントの位置

ジャッキポイントは車種によって異なるため、取扱説明書で確認してください。

タイヤが地面から5cm程度浮けば十分です♪

③ジャッキスタンドをかける

車体が上がったら、すぐにジャッキスタンドを入れます。

実際に作業している様子
ジャッキスタンドをかけた状態

ジャッキスタンドをかけたうえで、フロアジャッキも念のためそのままにしておくと安心です♪

④ナットを取り外し、タイヤを外す

ジャッキスタンドが安定したら、ホイールナットを外します。

ナットは対角線の順番で均等に緩めていきます。

外したホイールナット
外したホイールナット

外したナットは無くさないようにまとめておきます♪

ナットを全部外したらタイヤを手前に引いて外します。

タイヤは重いので、腰に注意して外しましょう!

⑤新しいタイヤを取り付ける

外したタイヤの代わりに、取り付けるタイヤをハブに合わせてはめます。

The process of attaching the tire to the hub.
タイヤをハブに合わせて取り付ける様子

ハブのセンターにしっかりはまっていることを確認してから、ナットを手で締めていきます。

ナットは対角線の順番で、手でしっかり締めておきます。

⑥トルクレンチで規定トルクまで締める

タイヤを手で押さえながら、トルクレンチで対角線の順番にナットを締めます。

ホイールナットを緩めている様子
トルクレンチでナットを締めている様子

規定トルクは車種によって異なりますが、一般的な乗用車では100〜120N・mが目安です。

必ずご自身の車の指定値を確認してください。

実際にあった事例ですが、締めすぎが原因でボルトを折ってしまうケースもありました。

タイヤが外れると大惨事……

トルクレンチでしっかり管理するのが大切です。

⑦車体を下ろして増し締めする

ジャッキスタンドを外し、フロアジャッキを下げて車体を地面に戻します。

地面にタイヤが接地した状態で、もう一度トルクレンチを使って各ナットを増し締めします♪

浮いた状態と接地した状態では締まり具合が変わるため、増し締めは忘れずに行いましょう!

忘れずに増し締め!

⑧空気圧の確認

タイヤ交換後は、必ず空気圧を確認します。

空気圧チェックの様子
実際の空気圧チェックの様子

空気圧はドア開口部の内側に記載されているシールで確認できます。

保管中にタイヤの空気は自然に抜けているため、規定値まで補充しておきましょう♪

ガソリンスタンドやカー用品店でも無料・低コストで調整してもらえますよ!

整備現場で見てきた「よくある失敗」

実際の整備の現場で、持ち込み車両やお客様対応の中でよく目にした失敗をまとめます。

ジャッキポイント以外にジャッキをかけてしまう

サイドシルやボディパネルにジャッキをかけると、車体を大きく傷めます。

必ず取扱説明書のジャッキポイントを確認しましょう!

ナットを締める順番がバラバラ

ナットを一箇所ずつ順番に締めると、ホイールが斜めに固定されてしまうことがあります。

対角線の順番で均等に締めるのが基本です♪

安全のために必須!

増し締めを忘れる

ジャッキアップした状態でナットを締めても、接地後にわずかに緩みが出ることがあります。

地面に下ろしてからの増し締めは必須です!

空気圧の確認を忘れる

交換後にそのまま走り出してしまうケースは意外と多いです。

燃費・乗り心地・タイヤの寿命にも関わるので、必ず確認してください。

ホイールナットのテーパー方向を間違える

社外ホイールに替えている場合、ナットのテーパー形状が合っていないと正しく締まりません。

ホイールとナットの組み合わせを確認しておきましょう!

タイヤ交換をお店に頼む場合の費用目安

自分でタイヤ交換するのが難しい場合や、タイヤの組み換えが必要な場合はお店に依頼するのがおすすめ♪

費用の目安は次のとおりです(あくまで参考値で、店舗・タイヤサイズにより変動します)。

作業内容費用目安(1本)
タイヤ組み換え(脱着込み)1,500〜4,000円
ホイールごとの履き替え500〜1,000円
バランス調整500〜1,000円

タイヤ購入と同時に依頼すると工賃が安くなることもあるので、購入前に確認しておくと良いです♪

タイヤの交換時期の目安

タイヤには法律で定められた使用限度があります。

スリップサインがタイヤ面と同じ高さになったら、使用限度(溝の深さ1.6mm)に達しているサイン。

この状態での走行は法律違反……!

ただし、スリップサインが出る前から、雨天時のグリップや制動距離は落ちてきます。

目安として溝の深さが4mm以下になったら交換を検討するのが安心です♪

また、使用年数が5〜6年を超えたタイヤは、溝が残っていてもゴムの劣化が進んでいることがあります。

ひび割れや変形がないか定期的にチェックしておきましょう!

DIYとお店依頼、どちらが向いている?

DIYが向いている人

  • ホイールセットをすでに持っている(夏冬の組み換えが不要)
  • 作業できる場所と工具がある
  • ジャッキアップ作業に不安がない

お店に頼むのが向いている人

  • タイヤ単体を新品に替えたい(組み換えが必要)
  • ジャッキアップに不安がある
  • 作業場所や道具がない

ホイールセットを2セット持って毎シーズン自分で履き替えるのは、慣れてしまえば30分ほどで完了します。

一方でタイヤの組み換えは専用機械が必要なため、カー用品店や整備工場に持ち込むのが確実です♪

タイヤ交換のやり方と手順:まとめ

この記事は「タイヤ交換のやり方と手順【元整備スタッフが解説】初心者でも自分でできる♪」について書きました。

タイヤ交換のポイントをまとめると:

  • ジャッキアップ前にナットを緩めておく
  • ジャッキスタンドは必ず使う
  • ナットは対角線の順番で締める
  • トルクレンチで規定トルク管理をする
  • 接地後に増し締め・空気圧確認を忘れない

安全に気をつけて作業すれば、ホイールごとの履き替えは自分でもできるメンテナンスです。

タイヤの組み換えや作業に不安がある場合は、お店に依頼するのが安心です♪

ご自分でチャレンジされる方は安全に気を付けて楽しくタイヤ交換しましょう!

車種別のおすすめタイヤは、以下の記事でまとめています。

おすすめタイヤ(夏・オールシーズン)

スタッドレスタイヤ

本記事は、運営者が独自の調査に基づき、プライバシーポリシーに則って、国民生活センター消費者庁厚生労働省の発信を参考に作成しています。

著者情報
ポール

「快適カーライフ」運営者のポールです。
国立大学で機械工学を専攻後、自動車整備の実務4年・整備/カスタム歴15年以上にわたり自分でエンジンオイル交換・足回りカスタム・内装DIYなどを行ってきました。

これまでに所有した車は多数、整備した車は300台以上。
「実際に自分の肌で感じた経験や知識」をベースに、カーアクセサリー・グッズを徹底リサーチして情報を発信しています♪
製品の仕様・適合はメーカー公式で確認しています。
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